トンネルテントを自作してみた!(材料検討編)

企画・設計編に続き、トンネルテント自作の材料検討編です。

検討する主な材料(素材)は、以下のとおりです。

(1)本体の生地
(2)スカート部分の生地
(3)メッシュ生地
(4)ポール挿入部分の生地
(5)サイドパネルの生地
(6)補強パーツの生地
(7)ファスナー
(8)その他

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では、それぞれの材料の検討です。
前回のワンポールテントで、散々研究をしたので、今回はスムーズの決めることができました。

(1)本体の生地

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◆カルビラダイヤリップ

耐久撥水加工(マクマード®)を施し、洗濯・摩擦に対する耐久性能にも優れたダイヤリップ組織の高機能素材。

ダイヤ型のリップストップのため、斜め方向に伸縮があります。

なんといっても、このリップストップの光沢が美しい!

光により、輝いて見えます。

前回のワンポールテントでは、この生地の赤色を利用しましたが、次回作るときには、白色を使うと決めてました。

前回利用したのは、大阪船場の老舗生地問屋の「山富商店」LinkIconですが、今回は、
楽天のDIYショップ「RESTA」です。品数は山富商店には敵いませんが、欲しい生地があれば若干お安く手に入ります。
今回は切り売りではなく、1反購入しました。


※山富商店のサイトにアウトドア生地を特集した記事がアップされています。当方も紹介されていますよ。

山富商店:【PICKUP☆FABRIC】アウトドアに最適な生地をシーンに合わせてLinkIcon


(2)スカートの生地

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◆クーパー(ライトグレー)

スカートの生地の色はアクセントにするためにライトグレーにします。
撥水性のあるオックス生地で、お値段安めの生地を探しました。
新宿オカダヤで購入しました。



(3)メッシュ生地

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◆クールマックスメッシュ

メッシュ生地は実際に、見て触ってみないと、触感、網目の感じが分からないので、新宿オカダヤで購入。

色んな種類のメッシュがありましたが、ハリがあって1ミリくらいの網目の生地にしました。
前回使用したノーシーアムメッシュほど目が細かくありませんが、まあ十分でしょう。



(4)ポール挿入部分の生地

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◆シックベール(黒・ワインレッド)

ポールを通す筒状の部分は、それなりの負荷がかかるため、しっかり目のオックス生地を選択。
クーパーよりは厚めの生地です。

黒色とワインレッドの二色をつなぎ合わせて、デザインのアクセントにします。



(5)サイドパネルの生地

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◆カルビラダイヤリップ
サイドパネルの生地は、本体の生地と合わせ、カルビラダイヤリップにします。
色はアクセントとするためにグレーにしました。


(6)補強部分の生地

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「ダイニーマ X グリッドストップ ブラック」にします。

非常に堅牢な210デニールの生地で出来ていて、それぞれのダイニーマ糸は68kg以上を支えることができます。

また、防水のために、PUコーティングもされています。

ちょっと高価な生地ですが、補強パーツは大切な部分なので、これに決定!

Outdoor Material Mart(アウトドアマテリアルマート)LinkIcon


(7)ファスナー

IMG_2061_1.JPG外側のファスナーはYKKの「アクアガード」の5号です。

「アクアガード」は、アウトドア向けの製品で、防水機能はないまでも撥水機能がある製品です。

内側のメッシュ部分のファスナーは、通常のコイルファスナー5号の白色にしました。メッシュ部分は基本的に雨に濡れることはないからね。



IMG_2097_1.JPGこれらを加工して使用します。そのための上止め、下止めパーツ、両面スライダーです。前回の余りを使用



(8)その他

IMG_2090.JPGテントに取り付けるループの材料です。

グログランリボンのストライプのグレーにしました。
目立たないパーツですが、こだわりですね。



IMG_2196_1.JPG本体生地とポールを接続するためのCフックとアジャスター。大切なパーツです。

このCフックはなかなか売っているところがなくずいぶん探しましたが、なんとAMAZONで売っていました。
大陸から届きます。



IMG_2288.JPG窓部分に使用するビニールシートです。
少し黒色のマスクがかかっているものにしました。厚さ0.3mm。

新宿オカダヤで購入しました。


IMG_2023.JPG糸は家庭用ミシンで扱える一番太い糸のシャッペスパン 30番を使用します。

前回と同様の糸ですが、本来30番は、中地、厚地用。生地自体は薄い生地なので30番を使用することが正しいのかわかりません。

生地と糸の太さのバランスが悪く、ツレが生じたりしているのかもしれません。
が、丈夫に越したことはないので、今回も30番を使用します。



その他の細かな材料は、製作編の中で紹介していきます。


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