ワンアクション竹テーブルの自作
さて、今回の自作は、ワンアクションで開く竹製テーブルです。
以前、ホームセンターで見かけたワンアクションで開く鉢置きの構造に衝撃を受け、ずーっと作りたいと思っていた一品です。
ワンアクションテーブルというとスノーピークの製品ですが、自分でワンアクションのテーブルを作れたら素敵ですよね。
完成品がこれです!!
ワンアクションの動作は動画でご覧ください!!
さて、製作工程の紹介ですよ。
というわけで、今回もダイソーの竹製まな板。
100円の中サイズを2枚と200円の大サイズを1枚です。
私の丸秘自作アイデアノートに書いた材料の寸法ですよ。
まずは、大のまな板から脚に使う素材をカットします。
テーブルは脚が肝心なので、厚みのある大サイズをしようした方がいいですね。
ちなみに厚さは概ね1cmです。
幅2.5cm×32cmを4本。縦の長さはまな板のそのままの長さです。
短い方は、幅2.5cm×25cmを4本カットします。
脚の側面をカンナで整えます。
これは無くてもいい工程ですが、やったほうが当然、綺麗な仕上がりになります。
切り出した脚を端から12mm程度のところに、穴を開けるための印を付けます。
脚を取り付ける順に並べると、こうなります。
カットした8本の脚の片側に丸みをつけます。
束にして、一気に丸みを付けてしまいます。
のこぎりで角を軽くカットした後、棒やすりで整えてもいいですし、カンナで角をカットして棒やすりで整えてもいいですね。
丸みを付けた側に木ねじを通すのですが、今回使用するのは
超低頭木ねじ 5mm×20mmです。
超低頭にしたのは、ねじの埋め込みの穴を極力浅くするためです。
脚は、32cmと25cmのものでワンセットです。これを接続するために木ねじを通します。
ねじの頭より1ミリ大きいドリルで、頭が埋まるくらいの穴を開けます。(外側になる25cm2本、32cm2本の脚)
ナットの入る裏側は、ナットが入る大きさで同様に穴を開けます。(内側になる25cm2本、32cm2本の脚)
その後、5mmのドリルで木ねじが入る穴を貫通させます。
こんな感じになります。
特に内側はナットが飛び出てしまうと、開閉のときに引っかかり開閉しづらくなるため、飛び出ないようにします。
なので、木ねじの長さは、必ず脚の厚さより短いものを使わないといけません(20mm以内)。
32cmの脚を交差させる部分も先に穴だけあけておきます。
脚の端から125mmにしましたが、この長さを変えれば、テーブルの高さを変えることができます。
この位置も随分悩みました。
この場合、テーブルの高さは約20cmになります。
いよいよ天板に脚を取り付けます。
ここの取り付け位置もずいぶん悩みました。
至った結論がこれです。
天板から飛び出している脚の長さを100mmとしています。
ここで必ず守らないといけないのが、両方の天板から飛び出している部分の長さは同じであること。
また、脚どうしは隙間なくぴったり接続できる位置であることが必要です。
天板に付けるのは25cmの長さの方です。
接着したときに脚を稼動させると天板と干渉する場合がありますが、その際は丸みの部分を削って対応します。
取り付けはハイスーパー5を使用します。
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ボンドだけでは不安なので、隠し釘を打ちます。
隠し釘は、ピンクのクッションの部分まで打ち込んだ後、横から叩くとポキッと頭が折れる釘なんです。
釘の頭が見えない分、見た目が美しくなります。
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内側に補強用の板を取り付けて。
脚の外側にも補強用の板を取り付けます。
脚の接地する部分は、丸くしてもよし、斜めにカットしてもよし。お好みで。
最後にサンドペーパーをかけ、焼印を付けて、蜜ろうクリームを塗って完成です!!
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重さは900グラムちょっと。
サンプルが何もないところから作るのは苦労しました。
耐荷重は不明ですが、このテーブルは物が載った方が安定する構造なんですよね。
ソロ用のテーブルとしてはちょうどいい感じではないしょうか。
材料費は、
ダイソーまな板 大 1枚
ダイソーまな板 中 2枚
木ねじ・ナット 6個
で〆て600円程度ですね。
ダイソーまな板にこだわらなければ、色んな大きさのものが作れますね。
みなさんも是非!