■焚き火台・魚串焼きアタッチメント(Ver.2)
Ver.1の構造的欠陥を修正ずべく、新たな発想で設計を変更(Ver.1はこちら)。頭の中でイメージを膨らませ、ホームセンターに走りました。
できるだけシンプルで、あり物の組み合わせ。加工は最低限にしました。

本体部分の材料:
ステンレス板2枚、L字金具1、ボルト長(5cmくらい)1、ボルト短2、ワッシャー4、ナット4、蝶ナット1、バネワッシャー1
接続部の材料:
アルミ板(厚さ0.5mm程度)、ボルト(2cmくらい)2、蝶ナット2、バネワッシャー2
ステンレス板1枚の3分の1ほどのところで、折り曲げます。(折り重なったところが薄くなるように)
もう一枚のステンレス板と、ボルト、ナット、ワッシャーで固定します。

L字金具とボルト長をナット、ワッシャーで固定します。
L字金具とステンレス板をナットと蝶ナット、バネワッシャーで挟み込み固定します。
これで本体部分は完成。

焚き火台に差込むとこんな感じになります。横方向のブレにも強く、安定感があります。

次に接続部分です。
アルミ板を串の柄の部分の厚みとL字金具分のゆとりを持たせて折り曲げます。串の柄を包み込むようにしてボルトで止めるための穴をドリルで開けます。

角の部分をヤスリをかけて滑らかにして、ボルト、蝶ナット、バネワッシャーをつけて、接続部も完成! 本体のL字金具と串の柄をあわせて接続部ではさみ、ナットを締めれば、接続完了で完成!
手前の蝶ナット部分を回転させれば、串自体もくるりと回転し、焼く面を変えることができます。
下部のナットを緩めてスライドさせれば、4cmほど高さを調節することができます。
串をユニフレームのツインスキュアーを使うことにより、魚と串が離れてしまい回せなくなることも解消。

完成!
なんと機能的でうつくしいことか。。。自画自賛。
材料費2000円くらい。ステンレス板だけで1400円くらい。ボルト、ナットなどは10円〜50円くらいなのでたかが知れてます。ステンレス板を安いものに代用できればもっと安く作れます。



早速、使用してみました!
大好物の鮎を購入。養殖の子持ち鮎です。
串に刺して、アタッチメントを装着します。串が2本だと安定します。

遠火の強火でじっくり焼きます。
くるっと回して焼き面を変えられます。

3cmほどですが、高さも変えられます。この3cmが意外に重要だったりします。
Ver.1の欠点をすべてカバーして、実用性のあるものに仕上がりました。


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