キャンプの知恵袋

キャンプで簡単パン作り(棒巻きパン)

キャンプでやってみたいパン作り。ダッチオーブンを使って、本格的に作るのもいいですよね。
でも、イーストを使って発酵させて、温度管理も必要で。。。パンって家で作っても結構難しいのに、アウトドアで作るのも大変ですよね。
そこまで手間をかけずに、簡単に子どもたちといっしょにパン作りをしてみたいという方にぴったりな方法をご紹介します。





それでは、棒巻きパンの作り方です。

  • まず子どもたちと一緒に林の中に入って、落ちている適当な木の枝を探します。直径3cm~5cmで、長さが40cmくらいのものを探します。虫が喰っていないきれいなものがいいですね。(探検ぽくて楽しいですよ)


  • 長すぎのものは、鉈でカットすればいいです。鉈で皮を削るか、表面の皮がきれいであれば、洗うだけでも大丈夫です。もし、木の枝が無いような環境であれば、薪を適当な太さに割って使うことで対応できます。


  • 次に「もちもちパンミックス」を子どもたちにこねさせます。材料を混ぜてこねるだけで、発酵不要なのでとても簡単です。塊になったところで、子どもの人数分に分けてそれぞれこねさせると、自分のパンを作っているという意識が持てますよ。お好みで黒ゴマやチョコチップを入れるとよりおいしくなります。


  • こねたパンを長細く伸ばして、木の棒に巻きつけていきます。両端が取れないようにパンの生地どうしでくっつけます。あまり分厚くすると中まで焼けないので、適度な厚さにします。


  • あとは、子どもたちに持たせて、炭火の遠火でゆっくり、じっくりまわしながら焼きます。強火だと中まで焼けず、すぐに焦げてしまうので、時間をたっぷりかけて様子をみながらじっくり焼きましょう。


  • 程よい焦げ目がつけば完成です。ところどころ焼きにムラがどうしてもできてしまいますが、それもアウトドアのご愛嬌!外で食べれば何でもおいしい!ジャムやバターを塗って食べるとよりおいしいです。


ダッチオーブンで作るようなきれいなパンではありませんが、ワイルド感たっぷりで、過程を楽しむパン作りです。子どもたちも喜びますよ。
ぜひお試しあれ!

パン作りのキャンプ日記はこちらをご覧ください。
@軽井沢オートキャンプ場 クリオフィールド 





昔、ボーイスカウト時代に習った棒巻きパンです。
当時は、小麦粉と卵と塩だけで作ったのですが、それではあまりおいしくないので、これを使います!
「SHOWA まるめて焼くだけ もちもちパン ミックス」です。

このもちもちパンミックスは、なんと丸めて焼くだけの発酵いらず!牛乳、サラダ油を入れてこねるだけ!
それだけで、もちもちのパンが作れるんです。1箱で2~3人分程度です。
ほんのりチーズ味です。